私、Yukikoは1978年から東京で、主に英国大使館のスタッフとその家族、ヨーロッパから来日したビジネスマン達に日本語の個人レッスンをしてまいりました。
日本は国際化をめざし、ビジネスや留学目的で来日する外国人を積極的に歓迎したいといいながら、現実に彼らが日常生活で目にする家電製品などの表示はほとんど漢字とかなばかりです。数々の請求書、振込依頼書、不在配達通知なども英語の併記のないまま、無情にも送られてきています。国際的に有名な秋葉原でさえ、英語の説明書のついた電気製品は割高の値段で売られていると、生徒から不満を聞かされたこともあります。このため、日本に来たばかりの外国人は私たちが想像する以上のフラストレーションを感じ、様々な苦労に直面しています。また、非漢字圏からの日本語学習者が、膨大な数の漢字の勉強を続けるためには相当の根気と努力が必要です。
長年日本語教育に関わってきた者としての視点から、漢字にとまどっている人々の力になり、さらに漢字を勉強している外国人が本当に必要としている漢字を新鮮なアプローチで楽しみながら学べる手助けをしたいというのが、このホームページ作成の出発点でした。 象形文字、表音文字であるばかりでなく、それ自体が意味を持っている表意文字であるという漢字のすばらしさ、おもしろさをぜひ少しでも感じて、日本語学習への意欲をかき立ててもらえれば・・・というのが私の願いです。
漢字の成り立ちや基本的な書き方などを扱った本やホームページは既にたくさんありますので、私は、ある程度日本語の学習経験、知識がある成人のビジネスパーソン及びその配偶者の方々、レベルとしては日本語能力試験4−3級程度の学習者をこのページの対象とするという視点で、漢字熟語、例文、読み方、意味などを選択いたしました。従って、特殊な読みなどは含まれておりませんし、また、多少難しくても、日常よく目にするような漢字は取り上げてあります。第1ステップとして、日常よく見かける漢字、リモコンなどの機能表示ボタンの漢字の意味を知りたいという目的にお応えして、それぞれのボタンをクリックしていただくだけで、右上のフレームでその意味を知ることができます。それ以上の情報、つまりそれぞれの漢字がどういう意味を持ち、どのように使われているかに興味がある学習者の方々のための次のステップが右下のフレームに表示される例文と熟語例です。今後、さらに電話・ファックスなど、その他の家電製品、街中で見かける表示などの漢字について引き続き取りあげていきたいと思っております。
なお、このページをご覧になる外国の方々が日本語対応のOSがなくても、文字化けなどせずに見られるように漢字とかなの部分はすべて画像にいたしました。
長母音のローマ字表記につきましては、
最も一般的な

←画像
[ ô ] ←文字 などが
ブラウザ、Character Setによってはきちんと表示されない恐れがあることから、不本意ながら(特に英語圏の方々には2重母音表記は母語の発音習慣の影響を受けやすいという問題があります)、2重母音を使うことにいたしました。
こういう技術的なアドバイスをはじめ、このページのデザイン、 膨大な労力と根気を要する日本語部分の画像化作業に取り組んでくれた妹の協力がなければこのホームページはできませんでした。100キロ以上離れたところに住んでいる私たち姉妹ですが、連日パソコンに向かい、ファイルを送り、ウェブ上で動作確認を重ねながら作業を続けてまいりました。
また、すべての英語訳のチェックに協力してくれたのは私の英国人生徒たちです。特に例文の英語訳には彼らが普段使っている慣用的表現を取り入れました。従って、アメリカなど他の英語圏の方々には多少、異論もあるかと思いますが、日本人の方々はもちろん、英語圏以外からの外国人の方には、簡単なブリティッシュ・イングリッシュもいっしょに学んでいただけるのではないかと思っております。
さらに私が学習会に参加させていただいている日本語教師の会、Office Nのメンバーにもご意見を伺い、ご協力いただいております。 今後とも皆様のご意見をもとに、このページをさらに有意義なものにしていきたいと思っておりますので、お気づきになったことなどありましたら、ぜひお寄せください。まだまだ開発途上のページですので、しばらくはまめに手を加えたり更新したりしていくつもりでおります。ぜひ最新のものを漢字の勉強にお役立ていただきたいと思います。